オグシオ 五輪新ユニは“超ミニ”!!

五輪用ユニホームを着て笑顔を見せる小椋久美子さん(右)と潮田玲子さん(左)

 北京五輪バドミントン女子ダブルス代表の小椋久美子(24)と潮田玲子(24)=ともに三洋電機=が22日、都内で代表選手の会見に出席し、北京で着用する“セクシーユニホーム”を披露した。バドミントン界では異例の130人の報道陣が詰めかけた中、公開されたのは五輪史上初めて日本代表で採用されたワンピース。ひざ上20センチの超ミニでセクシー度も満点。オグシオが相手を撃破するだけではなく、観客も悩殺するか!?
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 北京ではセクシーなオグシオが躍動する。会見では、イスに座っている時から落ち着かない様子だった潮田。競技人生初のワンピースが“超ミニ”とあって「とにかく恥ずかしくて、これを着てプレーするのかなと」と顔を赤らめた。
 一方、やはりワンピースは初めてという小椋は意外とうれしそう。「体形がいい方じゃないんで抵抗があったけど、着てみたら着心地が良かった」と笑顔を見せた。
 製作したヨネックス関係者は「魅せることも意識して、これまでよりひざ丈は約3センチ短い」と説明。見た目だけではなく通気性にも優れ、体感温度は従来よりマイナス3度と酷暑に適している。ウエアは通常価格4千~9千円だが、今回は1着約3万円という。色はオレンジ(=ジャパンレッド)とネイビーブルー。白も候補だったが、5月の試着の際に透けてしまうことが判明し、不採用に。潮田は「ウエアが心配で、試合に集中できなくなるのはイヤだった」と振り返った。
 五輪の“戦闘服”が完成し、後は中身を仕上げるだけだ。4月に発症した小椋の腰痛により一時解体したオグシオは、再起をかけた19日のインドネシアオープンで勝負勘が戻らず初戦負け。潮田は「いい時と比べると30%」と厳しい表情で話し、腰の痛みが消えた小椋は「自信がなかったことが一番ダメ。とにかく試合がしたい」ともどかしそうだった。
 五輪前の実戦は、7月の全日本実業団選手権(熊本・八代)のみ。急ピッチで調整し、最大の危機を乗り越えてみせる。

[2008年6月23日「デイリースポーツ」より]

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